奇妙な相棒 ずっと、ひとりだった。 確かに、仲間には恵まれた。 認めてくれる人達は、確かに存在した。 それでも。 自分は、ずっとひとりだと思っていた。 失ってしまったあの時から。 夜の森。 漆黒の空に伸びる枝葉。隙間から、白い月明かりが薄… 2015-03-08夢幻サンプルノベル